コンセプト
アジートコンセプト対談についての模様です。
T:Webデザイナーのtaka (通称マイケル)さん 本ホームページも担当
E:アジートのオーナーであるエージ
T:今日は、アジートをまだまだ知らない皆様のために根掘り葉掘り聞いちゃいます!
今日はよろしくお願いします。
E:こちらこそよろしくお願いします!
T:そうですね~。まず、ちょっと変わったネーミングの「醸造酒場 アジート」 の由来から教えてください。
E:はい。ショルダーネームの「醸造酒場」ですが、「醸造酒」と「酒場」を合わせたアジートの俗語です。(笑)
読み方は「じょうぞうさかば」と読んでも「じょうぞうしゅば」と読んでも
意味はあってるのでどちらでもOKです!
「醸造酒」とは原料をアルコール発酵させて作られたお酒(蒸留されていないお酒)の
ことでアジートでは日本酒とワインとビールのことを指しています。
次に「アジート」についてですが、察しの通り、「アジト」のような隠れ家ちっくな
意味合いと、、あと、もともと「AZYTO」という表記だったのですが、読みずらいかな
という理由で「アジート」という表記に変わったという経緯がありまして、、
その「AZYTO」とういのは「AZY」+「TO」=「エージ」+「と」という意味が含まれています。
お恥ずかしい話ですが、、、
T:雰囲気のいい空間ですね~。これ手作りなんですよね?。
E:ありがとうございます。お友達に手伝ってもらいながら、どうにかこうにか出来上がりました。
時間はかかりましたが、その分、思入れも、、、、携わって頂いた皆さんに感謝です。
T:酒場といいながら空間がカフェのような雰囲気ですが、
これはどのようなコンセプトのもとに造作されたのですか?。。
E:10年くらい前ですかね、カフェのブームが福岡にやってきた頃、、
その頃はカフェがやりたかったんですよ。
ほんとにいろいろカフェめぐりしてました。東京に仕事で出張に行った時も空い
てる時間はスケジュール密にしてカフェ巡りをしてました。(笑)
それから、ワインや日本酒にのめりこんでやりたいことが次第に変わってきたん
ですよね。
お店によりますが、その頃のカフェはこじんまりした雰囲気のお店が多くて、そ
の場に出来上がった雰囲気(特にお客さんとスタッフが作り出してる空気感とか)
がすごく心地よくて。。
各種飲食の専門店とはまた違った雰囲気で、、、
多分その時の影響がこういう形になってるのだと思います。
2つ(カフェと専門店)のいいとこどりをしてみるのも良いのかなと。。。(笑)
T:ほう~なるほどですね。確かにレトロモダンな感じといいお洒落な雰囲気ですね!
では、醸造酒と言われてるお酒についてはどうお考えですか?
E:アジートは醸造酒場と言ってるとおり、醸造酒メインのお店です。
もちろん自分が好きなのもあるのですが、紀元前の古来から造られてきてるお酒が一番体には
優しいのかなと思ってます。あくまで個人的な意見ですが、、
料理と一緒にというパターンも多いし。。
私と醸造酒の歴史は淡麗辛口が流行った頃くらいに日本酒が好きになり、それから比重がワインのほうへ傾き、
ここ数年の日本酒の品質向上に驚き、また日本酒に戻ってきた感じです(笑)
T:何かお酒に関して勉強とかされたのですか?
E:お店を出す前に基本的な勉強をと思い、日本酒に関しては利き酒(SSI)の勉強をしました。
あと、酒蔵関係の方と交流をもとうと福岡近郊の蔵開きに行ってお話をさせてもらったり、
佐蔵会という佐賀酒造組合が行ってる「お酒スクール」に参加させてもらったり
しました。
ワインは、前働いてたお店でワインを取り扱っていたので、独学で少しずつ勉強しました。
ワイン好きなスタッフが入ることになってるので、彼の今後に期待しましょう~!(笑)
どちらもまだまだなので、たくさんお酒飲んで作り手の方とも仲良くなってもっともっと勉強して
いきたいですね!余裕あればソムリエのほうも勉強していきたいですね!
T:わかりました。では、気になる料理のほうですが、どういう感じの料理を出す予定ですか?
E:どこかで修業してきたわけではないのですが、私がサラリーマン時代、イタリア料理の教室に
10年ほど通ってたり、いろんなパーティを開催してはイタリア料理を作ってたので
その時の経験をもとにイタリア料理を中心に出していこうと思っております。
あと、日本酒も出すので、日本酒のあて的なちょいと面白そうなものや、イタリア料理に
和の調味料を融合させたもの等をご提供していきたいなあ~と思ってます。
まだまだ未熟者ですが、美味しくな~れと願いながら、丁寧に作っていこうと思ってます。
また、醸造酒は優しい味なのでそれに合うよう、優しい味付けを心がけようと思っております。
具体的にはなるべく添加物の無いものや、素材の味がしっかりしてる農薬の少ない野菜を利用するとか。
ただ、経営維持していくうえで妥協しないといけないところは出てきそうですが、、、、
なるべく質の割にはふところに優しい価格帯を目指しているので。
T:美味しくな~れは基本ですね!(笑)
E:基本です(笑)
あと、、、、日本酒のあて的なものもベストなんですが、実はイタリア料理には日本酒って
これまたあうんですよね!うちでは昔からよくこのパターンで飲んでました。
特にここ数年の日本酒の傾向(酸が強くなってきたり、フルーティになってたり)で
白ワインに近づいてる日本酒が多くなってきてると思います。
イタリア料理屋さんではなかなか出来なく、アジートならではと思っているので、
うちではこの組み合わせを推していきたいと思っております。
日本酒は国酒でもありますからね!ワイン好きな人も日本酒の世界へというのが狙いです(笑)
といいつつ、、、ワインのほうも自然派ワインだったり、国産品も品質向上してきたりとすごく
魅力的な部分も出てきてて面白いので、こちらももちろん推していきたい部分ではあります!
T:エージさんはよくイベントを開かれてましたが、アジートでも何かされるのですか?
E:そうですね。
基本お祭りごとは好きな人間なので。。。(笑)
いろいろと企んでおります(笑)
意外と日本酒とワインっていろいろネタがあってイベントを起し易いんですよね。
ワインなら、ブドウの種類別、産地別、泡ものだけ、日本酒なら米の種類別、蔵の方を呼んで、
今の季節ならいろんな燗でたのしんだり。特殊な素材の料理とあわせたり。。。
また、もう少し一般の方が入りやすいように、アコースティックライブと醸造酒とか、
アート系イベントと醸造酒とか、、、いろいろと楽しいことはできると思います。
様子見ながら徐々にですが、、、、
あと、そういうイベントをすることが好きな方に貸し切ってもらってパーティをやるにも
いい空間だと思います。(相談受け付けています)
T:エージさんらしいですね。(笑)
最後に客層としてはどういう方々を狙っていますか?
E:ほんとは飲食店としてターゲット層を絞っていきたいのですが(心の中には絞るのならこれだってのはあったりするのですが)、
若い人からお年寄りまで醸造酒という一つのテーマで集まって、そこで各々が心地よくわいわいがやがやと楽しんでもらっている
場ってのが理想ですね。
あと、お酒のウンチクを聞いたり語り合ったりするのももちろん大好きなのですが、醸造酒にちょっとでも興味持ってる方
にも来ていただきたいので、マニアックさはほどほど抑えて、もっと醸造酒を気楽に楽しめる
空間になるよう心がけたいですね。
T:それって、外国の社交場みたいですね!
それでは、この辺で終了したいと思います。
ありがとうございました。
E:長々とすみませんでした。お付き合いいただきありがとうございます。
これで、少しでもお店の雰囲気が味わえれたら光栄です。
0コメント